愛犬がご飯を食べてくれない時、「何か病気じゃないのか?」って思ったり何か変なものを食べてしまったりなんて考えちゃいますよね。
ですが、病気かどうかそれともただ単にドックフードに飽きただけなのか原因がわかっていないと不安になってしまいますよね。
もし、飽きただけならドッグフードを与えるときにひと工夫すれば解決します。
でも、原因が病気だったら放っておいては、危険な場合もあります。
そこで今回は、犬がドッグフードを食べないときに考えられる理由や対処法について紹介したいと思います(・∀・)
ペットに関する色々なことをまとめてます( •̀ ω •́ )✧
愛犬がご飯を食べない原因
ドッグフードを食べなくなる原因には、大きくて分けて2つあります。
1つは、嗜好性の高いおやつや人間の食べ物の味を知ってしまったことです。
そしてもう一つは、何らかの体調不良や病気にかかっていることで、食欲がなくなっていることです。
パートナーの食欲がない場合、最も心配なのが体調不良です。
まずは、食欲不振以外に何か気になる症状がないかを確認しましょう。
犬は消化器官に異常があると食欲不振になることがあります。
便秘や下痢、嘔吐などという症状がなくても胃腸炎や細菌、ウイルスによる感染症などの可能性もあります。
犬がかかる感染症の中には、食欲不振のほかクシャミ、鼻水、咳や目の充血などを引き起こすものもあり、免疫力が弱い子犬や老犬は症状が悪化しやすいため注意が必要です。
感染症やその他の疾患が原因でご飯が食べられなくなっている場合、食欲不振以外にも何らかの症状が見られることが多くあります。
「鼻水は出ていないか」「口臭は強くなってないか」「下痢や便秘はしてないか」「おしっこの色がおかしくないか」など、普段から全身状態を確認する習慣をつけましょう。
こういった症状はないのに食欲がない場合も、安易に自己診断せずに、まずは動物病院を受診して相談するようにしましょう。
もう一つはドッグフード以外の美味しいものを知ってしまった場合です。
犬は、味に飽きるということはありません。
現に、犬は同じドッグフードをずっと食べ続けてきた訳ですから。
それに、野生の動物にとって食べることは”生きる”ことです。飽きるだの何だの言っていては、弱肉強食の厳しい世界で生きていくことはできないんです。
ただ、ドッグフード以外の食べ物を与えている場合は、ドッグフードよりも「美味しい」と分かると、ドッグフードを食べなくなってしまうことがあります。
ドッグフードを食べようとしない愛犬を心配して、あなたがおやつや人間の食べ物を与えたりすると、犬は「ドッグフードを食べなければ、もっと美味しいものが
食べられる」と学習してしまうんです。
ドッグフード以外の食べ物で愛犬のお腹を満たすのではなく、愛犬の健康に必要な栄養が摂れるドッグフードを与える工夫をしてあげましょう!
愛犬がご飯を食べない対策
高齢犬の場合、嗅覚が弱ってしまっている場合があります。
そんな場合はドッグフードのニオイを強めてあげると、食べてくれます。
ドッグフードを電子レンジやドライヤーなどで人肌に温めると、強いニオイが出て犬の興味を引くことができます。
また、市販の犬用のトッピングや刻んだ茹で野菜や鶏ささみなどを混ぜることでドッグフードを食べるようになります。
食べるようになったら、トッピングの量を徐々に減らしていき、最終的にはドッグフードだけで食べれるようにしていきましょう。
他にも人間と同様、犬にも好きな味や匂い、食感(硬さ・柔らかさ)に好みがあります。
おやつや特定の食べ物は食べるけど、栄養バランスを考えたドッグフードは食べない…となると、飼い主さんも困ってしまいますよね。
この場合、犬がドッグフードを食べたくなるような4つの方法を試してみましょう。
まず1つ目の方法は、食べなかったらご飯を下げて、次の食事の時間まで何も与えないことです。
ひどいと思うかもしれませんが「いまこれを食べないと何も食べられないんだ」ということを理解させるためですので、おやつも一切与えません。
少しかわいそうな気もしますが、バランスのとれた食生活を取り戻すためにも根気強くパートナーと向き合いましょう。
しかしいつもの食事をそのまま出しても、なかなか食べてはくれないでしょう。
そんなときは2つ目の方法を試しましょう。
ドッグフードにトッピングをしたり、ぬるま湯を足してふやかすことで匂いを強めたりなど、食事に工夫を凝らしてみましょう。
そうすることでパートナーの食欲を促せます。
何をトッピングしたらいいかわからない場合は、市販のものを使うのも一つの方法です。
肉や魚を粉末にしたふりかけやダシたっぷりのスープ、ヤギのミルクなど、よい香りで食欲を増進させてくれると同時に栄養も補給できて一石二鳥です。
パートナーがおいしく食べられて栄養バランスも保てるのが一番ですから、いろいろと試してみましょう。
もちろん自分で煮干しやかつおぶしのダシをとったものをあげてみるのもいいですね。
パートナーの好みを探してみるのも楽しいものです。
3つ目は、食事内容そのものを変えてみることです。
栄養バランスが良いフードであれば、ウェットフードや手作り食、フリーズドライのドッグフードなど、パートナーの好みを観察しながら選択してはいかがでしょうか。
そして4つ目の方法は、これは一番大切ですが、食べたら必ず褒めることです。
犬にとって飼い主さんに褒められるのはうれしいものです。
ただ、飼い主さんが「食べるかな、どうかな。食べたら褒めなくちゃ!」と気負いすぎると犬にとって勘がいいのでプレッシャーになることもあります。
人間だって楽しい食卓でなければ食欲もわきませんね。
パートナーが楽しく食べられるよう肩の力を抜いて取り組みましょう。
愛犬におすすめのご飯
我が家でも以前は中々食わず嫌いだった子がいました。
ですが、そんな子ががつがつと食べてくれたのがこれです。
これは他のものに比べると決して安いものとは言えません。
うちの子はそのままでもいっぱい食べてくれますが、中には食べてくれない子もいるようなのです。
食べないからと言って、添加物いっぱいのものに戻すのもリスクがあります。
仕方なくでも食べ続けたら「これ お肉と魚たっぷりで 美味しい!」と本能を呼び起こしてくれるという評価も目にします。
老犬の場合は嗅覚も衰えてしまうので食欲もわきにくい場合もあります。
先ほども言いましたが、温めてあげると臭いも一層強くなるので食いつきもかなり変わってきます。
さいごに
いかがだったでしょうか?
犬だって美味しい物を食べたいという願望があるし、体調不良や病気で食欲がなくなることもあります。
「ドッグフードを食べない」という愛犬の行動は、もしかしたら愛犬の”SOS”なのかもしれません。
まずは、愛犬のどんなサインも見逃さないために、日頃から愛犬を観察しましょう。
愛犬に異変がある場合は動物病院に連れて行き、健康状態をチェックしてから、ドッグフードを食べさせる対処法を考えるようにしましょう!
では また|彡サッ
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