ある日突然、知らなかった家を相続した時、家の維持や管理がどうしたらいいのかもわからない時、
そのまま放置していると建物の劣化が急速に進み、資産価値を失ってしまいます。
それだけではなく、周辺住民に多大な迷惑をかけてしまう恐れもあるでしょう。
売却か賃貸か、それとも解体か、難しい選択を迫られますが、できるだけ早い段階で決断しておくことが大切です。
では早速みてみましょう^^
生活に関する色々をまとめてますヾ(≧▽≦*)o
相続した空家を売るメリット
空き家を賃貸に出す最大のメリットは、毎月賃料収入を確保できる点です。
物件の間取りや広さ、立地条件によっても異なりますが、大体毎月4万~10万円前後(年間48~120万円前後)の収入が期待できるでしょう。
また、空き家を売却する場合は、売却手続きが完了したと同時に、資産である空き家も手放すことになってしまいますが、賃貸物件へ転換すれば、資産を保有し続けることができます。
そのため、将来自分や子供たちが住むことも可能になるのです。
また、日々の管理の面での気苦労や、固定資産税の支払い、さらに地域によっては都市計画税などの税金を払う必要がなくなりますので、空き家は売却さえできれば手間は一番少ない方法だと思われます。
相続した空家を売るデメリット
一見空家を売るのはデメリットが無いように見えますが、空き家のデメリットにはどんな点があるでしょうか。
空き家を売却した際には、様々な費用が発生します。
- 仲介手数料
- 登記費用
- 司法書士報酬
- 譲渡所得税 など
これらの費用を支払ってしまうと、空き家を売却してもさほど利益が出ないことも多いです。
また、空き家を解体して更地にして売却しなければ買主が現れないこともあります。
このときには、解体費がさらにかかってしまうでしょう。
また、空き家を賃貸に出す前に、大規模なリフォームを行わなければならない場合があります。
もちろん、そのままの状態で入居希望者が集まれば良いのですが、短期間でも空き家になっていた建物は、人が住んでいるときに比べて劣化スピードが早く、思わぬ部分で修繕が必要になるケースも多いです。
そのほかにも、庭の手入れや家全体のクリーニングなどの費用を全て所有者が負担することになります。
無事に入居者が決まった後も、家賃滞納などのトラブルが発生し、対応に悩まされる可能性も無くはありません。
また、入居者が引っ越し、次の入居者がなかなか決まらず空室状態が続くと、家賃収入を得ることができません。
空家を売る方法
空家を売るには様々な方法があります。
ただし、先ほども説明しましたが
- 仲介手数料
- 登記費用
- 司法書士報酬
- 譲渡所得税
等の費用は一般的な仲介業者では必然的にかかってしまいます。
少しでもそんな費用を抑えたいですよね?
様々なアドバイザーにも相談でき、仲介手数料もかからない点では非常におすすめです。
他にはあまりない、賃貸も相談したりも出来るので、売却と賃貸を同時に相談できるので悩んでいるのであれば両方同時に進めてみてもいいかもしれませんね^^
さいごに
いかがだったでしょうか?
ここまで、相続した不動産を売却する場合と賃貸場合のメリットとデメリットについて説明してきました。
売却できると一時的な収入を得られ、特別控除が受けることができれば税金も優遇され、何より売却出来ればそれ以降の手間がかかりません。
そして賃貸に出す場合は、定期的な収入を得ながら、思い入れのある実家を残すことができるという点がそれぞれのメリットとしてあげられます。
売却と賃貸、どちらの対策にも、一長一短ありますので自分の相続した不動産の需要に合わせて選択していきましょう。
何より、きちんとした管理が出来ていない空き家については、固定資産税に適用される住宅用地特例という税金控除がなくなることもありえます。
そのため空き家を相続した際は、対策ををどのようにしていくかしっかり考えておきましょう。
では また|彡サッ
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