電車の中や人前などで沢山の汗をかいてしまい
人目を気にしまうなんて経験ないですか?
日本人は特に汗や臭いに敏感で周りの目を気に
しまいがちです。
特に手汗で困っている方も多いようで
「手に汗を掻いてスマホを落としてしまう」
「メモがにじんでしまう」
「握手や好きな人と手を握る事がためらう」
など悩みも多いはず。
社内で電話の受け渡しをする時
「えっ!」
てなんだか嫌な顔されるとショックですよね(゚Д゚;)
今回はそんな手汗に関してご案内していきます。
お風呂について色々まとめてます( -`д-´)キリッ
手汗を掻いてしまう原因は?
日本人は7人に1人の割合で多汗症といわれています。
多汗症とはその字のとおり多くの汗をかいてしまう事で
原因も様々です。
汗は本来、気化熱を利用して体の熱を下げる効果があり
必要な機能なのですが、その必要以上の汗をかいて
しまうのが多汗症です。
手汗もこの多汗症が原因からくる事もあるのですが
この多汗症の原因が
・交感神経の反応が人より活発
・緊張
と言われております。
交感神経は緊張状態などで活発になるのですが
逆に睡眠中やリラックスしている時は副交感神経が
活発になります。
その為、睡眠から目が覚めて副交感神経から交感神経に
体が切り替わった事で汗をかいてしまう方もおられるそうです。
またこの多汗症の原因には病気が隠れている事もあるそうで
病院で治療を行う事も出来るので気になる方は相談して
みてはいかがでしょうか。
ほかにも手汗の原因としては
・ストレス
多汗症の原因にも書きましたがストレスが原因で
交感神経が過敏になってしまう事があります。
人間関係や職場など、ストレスは付き物ですよね。
・緊張や不安
こちらも多汗症で書いていますが
緊張をする事で交感神経が活発になり汗を掻いてしまいます。
リラックスする為にも深呼吸をするのも効果があります。
・熱い物や辛い食事
刺激の強い食事を好んで食べると汗を掻いてしまいます。
辛い物を食べると汗を掻いてしまいますよね。
刺激の強い物は交感神経を活発にしてしまいますので
辛い食べ物は控えましょう。
・運動不足や冷房の効いた部屋にいる時間が長い。
普段から汗を掻かないと活動する汗腺(汗がでるところ)の
数が減ってしまいます。
そうなると、いざ汗をかいた時、減っている汗腺の分
他の汗腺が働く事になりますが汗腺に負担が掛かり
汗のコントロールが利かなくなりより多くの汗を掻いてしまいます。
・肥満
肥満の方って汗っかきのイメージがありますよね。
体にこもった熱が皮下脂肪などで外にでにくくなります。
その為、多くの汗を掻く必要がでてきます。
おススメは運動ではないでしょうか。
運動をして汗を掻く習慣ができれば汗腺も強くなりまし、
肥満予防にもなります。
体を動かす事でストレス発散にもなります。
運動を初めて痩せた事で自分に自信が付き、以前より
人前でも緊張しなくなったという友人もいます。
最初は無理のない程度で、仕事帰りの一駅分を歩いて帰るなど
から始めてみても良いのではないでしょうか。
手汗を抑える方法
手汗を抑える方法としてはパウダーやクリームなどもありますが
無料でどこでも行えるのが“ツボマッサージ”です。
・労宮(ろうきゅう)
労宮の場所は手の平、中央にあります。
手をグーにした時に指が当たる場所が労宮になります。
労宮を反対に親指で痛いけど気持ち良い程度に
10回程押しますが、指を労宮から離さず強く揉むような
イメージで行います。
・合谷(ごうこく)
合谷の位置は手の平を表にして親指と人差し指の骨の
合わさる場所です。
強く押すと痛い場所なのですが、労宮同様に反対の親指で
痛いけど気持ち良い程度の3秒程を5回前後繰り返します。
・復溜(ふくりゅう)
アキレス腱から上に指2、3本の位置にあります。
指でマッサージすると良いのですが、足のあるツボで
汗のコントロールを整える効果のほかに冷え性に
効果があるそうです。
・ミョウバン水
手汗を抑えるのにミョウバン水は有名ですが
効果の程は個人差がありますが作り置きができます。
一度作っておくと冷蔵庫で一ケ月程保管ができます。
①空のペットボトルに50gのミョウバンを入れる。
②水を入れてしっかり混ざるように振ります。
③しっかり水とミョウバンが混ざったら涼しい場所に保管。
④1日~3日程たったら濁っていたミョウバン水が透明に変わります。
⑤透明になったミョウバン水を携帯スプレーに移します。
➅手の平にスプレーをして乾くまでまちます。
ミョウバン水は汗を掻く前に使用できるので出かける前に使えて
便利ですよね。
携帯スプレーに入れたミョウバン水は1週間~2週間で使いきる
ようにしましょう。
.
手汗を止める入浴法は?
・半身浴
半身浴は沢山汗をかく事ができ、また自宅の浴槽でも出来ますので
生活習慣として取り入れるのも良いかと思います。
①水分補給
②身浴のお湯の温度は38度~40度が目安
③から胸のしたぐらいまでのお湯に浸かる
④時間は20分~30分程度
⑤時間がたったら肩までお湯に浸かり体を温める
時間を掛けて体を温める事ができるため、
汗腺を鍛えるだけではなくデトックス効果も
期待できます。
半身浴から上がったらまた水分補給を
忘れないようにしましょう。
夏場などではお風呂から上がると扇風機や
冷房の効いた部屋にすぐにいってしまいがちですが
そうすると汗腺を弱めてしまうので急に体を冷やさない
ようにしましょう。
・手の汗腺を鍛える
湯船の湯を熱めにして(42℃~43℃)
両手の肘から下を入れて
10分程すると汗を掻いてきます。
それからお湯を適温にしてゆっくり全身を温めます。
・朝シャワー
朝目覚めが悪い時はシャワーを浴びる事ですっきり
します。
交感神経と副交感神経に切り替えができ続ける事で
切り替えのトレーニングになります。
1回2回で改善できるという訳ではありませんが
続ける事で手汗の改善にも繋がっていくはずです!
私が試した限りでは“手の汗腺を鍛える”湯船に
肘から先を入れる為、体制的に腰が痛くなってしまいました(ノД`)・゜・。
やり方に工夫がいるかもしれません。
半身浴と朝シャワーはとても良かったですね。
半身浴は汗を掻くのが心地よくリラックスできます。
毎日の入浴でも出来るので続ける事を考えると
おススメです。
朝シャワーは目覚めが悪い朝もシャッキとして
清々しく出勤する事ができます。
難点は朝忙しい時間なので出来る日と出来ない日がある
事ですが、習慣付けする事で朝も出勤までの時間に余裕が
出来る為、朝苦手でギリギリに出社なんて方も早起きに
習慣にも良いかも知れませんね(`・ω・´)ゞ
さいごに
■手汗を掻いてしまう原因は?
・多汗症
・ストレス
・緊張や不安
・熱い物や辛い食事
・運動不足や冷房の効いた部屋にいる時間が長い。
・肥満
■手汗を抑える方法
・労宮(ろうきゅう)
・合谷(ごうこく)
・復溜(ふくりゅう)
・ミョウバン水
■手汗を止める入浴法は?
・半身浴
・手の汗腺を鍛える
・朝シャワー
手汗で多いと実害も多くそれ故に悩まれる方もとても多いですよね。
「手持ちカバンの色褪せが早い」
「ボールペンの蓋があけにくい」
「マウスが壊れやすい」
なんて苦い経験はないですか?
普段から気長にケアして行きたいですね。
参考になれば幸いです。
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