取引先に渡す香典の相場は?タイミングや対応は?

香典 渡す マナー
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弔事といのうは家族や親戚、友人に不幸があった時だけではなく
仕事をしていると職場の上司、同僚はたまた取引先の方やその家族に
不幸があった時にも訪れます。

「取引先の方は家族や友人ではないからどうすれば良いの?」

会社の同僚なら親しい関係であったり助けてもらったりとかあるけど、
取引先となると仕事だけの関係というイメージもあります。

「逆に香典とか失礼にならない?渡すにしても相場は?どう対応したら良い?」

弔事というのは突然訪れます。

相場や対応方法などあらかじめ決めておいた方が冷静に判断ができますよね。

今回はそんな取引先の香典の相場や対応をご案内していきます。

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取引先に渡す香典の相場は?

大きい企業になると弔事規定があり相場を設定している場合もありますが
設定されていない場合の相場の目安は

取引先の社長・・・・・・平均3万円 最大で10万円
取引先の社長の親族・・・平均2万円 最大で5万円
取引先の担当者・・・・・平均1万円

もちろんお世話になった方や個人的に可愛がって頂いた方には
相場以上、包む方もおられますが立場上、あまり多いのも少ないのも
失礼になってしまいます。

社長や重役の方でも多すぎるのはかえって失礼になりますので
最大で10万円までにしましょう。

会社によって取引先の社長であっても1万円を包むところもあるそうなので
基本1万円~と相場をつけると良いですね。

取引先の渡す香典のタイミング

弔事というのは、そう頻繁に訪れるものではありません。
その為

「どうするんだっけ?」

と悩んでしまう事もしばしば。

この香典を渡す“タイミング”も悩みの一つではないでしょうか。

香典を渡すタイミングの前にひとつ注意しておきたい事が

企業によっては香典を断ってところもあるので事前に確認をしておきましょう。

■通夜や葬儀に参列する場合
香典を渡すタイミングと一番多いのは

受付で芳名帳に記入した後、渡すという方法です。

渡す時の注意点は

・袱紗(ふくさ)に包む
急な事で袱紗が準備できない場合は白や黒のハンカチで代用

・受付の方からみて名前が逆さまにならないように。
受付する方から名前が見えるように
取引先の渡す香典のタイミング

・お悔みの言葉を添える。
“お悔み申しあげます”や“この度はご愁傷さまです”と一言添える。
この時に元気にハキハキと言うのは失礼になります。
意識としてか細い声でつたえましょう。

・通夜や葬儀に参列できない場合
そういった場合は郵送で送る事もできます。
ただし郵送で送る場合は現金書留に直接、現金を入れるのではなく
香典袋に現金を入れてから現金書留に入れましょう。

また中にはお悔みの言葉の便せんの添えましょう。

お悔みの言葉の例)

貴社営業本部長○○様のご逝去のお知らせ驚きと悲しみを
深くしております。
ご生前は格別のご厚意を賜り深く感謝しております。

本日の弊社があるのもひとえに○○様のお力添えがあったからで
あると改めて感謝しております。

本来であればすぐにでも慰問にお伺いすべきところですが、
遠路ままならず、書中をもちましてお悔み申し上げます。

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ご遺族の皆様をはじめ、社内の皆様のご心痛はいかばかりかと
お察しいたします。
ご冥福を心よりお祈り申し上げます。

このような内容でよいかと思います。

また付き合いの中で人柄などを知れていれば簡潔に“人柄の良さに”などを
付け加えても良いでしょう。

取引先に不幸があった時の対応は

取引先から不幸の連絡というのもそう滅多にないものです。
その為、急な連絡が入ってしまうと戸惑ってしまい場違いな
対応をしてしまう危険もあります。

連絡をもらった時は

「ご愁傷様でございます。」
「お悔み申し上げます。」

と伝えましょう。

特に新社会人など社会人経験が浅い方では

「わざわざ、ご連絡ありがとうございます。」
「ご連絡ありがとうございます。」

と伝える事があります。

仕事とは直接、関係ない連絡なので、こう伝えてしまうそうですが
不幸事ですので感謝の言葉は避けたほうが無難です。
また“わざわざ”というと、しなくても良い連絡をありがとうという印象に
なりますので、避けた方が無難です。

また連絡があった際は通夜や葬儀の日程、会場に名前や場所の
連絡がある場合があります。

この場合は是非、参列してください、もしくはよければ参列してください
という意味ですので、しっかりメモをとるか、改めてFAXやメールで
日程や場所を送ってもらいましょう。

■取引先の親族の場合
取引先の社長や担当者の家族などに不幸事があると気分の落ち精神的にも
まいってしまいます。

ただし親族ではない為、直接連絡が来ていなくて通夜や葬儀が終わった後に
知るケースもあります。
そうなると対応としてどうしたら良いのでしょうか?

・社員の家族
社員の家族の場合であれば個人的な事になりますので
直接連絡がなかったという事は会社の風習として連絡がされて
おりませんので、特に何もする事はありません。

ただしマナーとしてお悔みの言葉だけは伝えましょう。

・社長の親
お悔みの言葉と共に香典をお渡しする事をおススメします。
ただし葬儀も終わっているので取引先の担当者に連絡して
都合を確認してからお悔みにお伺いしたい旨をお伝えしましょう。

ただし連絡がなかった場合であれば必ずしもしなければ
いけないという事ではありませんが今後の良いお付き合いをする事を
考え対応できれば良いかと思います。

さいごに

■取引先に渡す香典の相場は?

取引先の社長・・・・・・平均3万円 最大で10万円
取引先の社長の親族・・・平均2万円 最大で5万円
取引先の担当者・・・・・平均1万円

■取引先の渡す香典のタイミング

・受付で渡す。
・郵送で送る。

■取引先に不幸があった時の対応は
「ご愁傷様でございます。」
「お悔み申し上げます。」
とお悔みの言葉を添え、通夜や葬儀の日程や場所のメモをとりましょう。

仕事の関係といえやはり不幸というものは悲しいものですよね。
また今後の良い関係を築く為のにも通夜と葬儀またはそのどちらかは
参列すると良いですよ。

参考になれば幸いです。

こちらの記事でも、他の悩みをまとめています^^

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