新築のマイホームを建てるなんて正に夢のようですね!
“夢のマイホーム”とは良く言ったものです。
家族の夢と幸せを守ってくれるマイホームですが困った事もありますよね。
ローンや耐震、ご近所さんなど悩みもついてきますがどの時代でも頭を悩ませるので“マナー”という厄介なものです。
くれるのはありがたいのですが“新築祝い”お返しってどうしたら良いの?
って事で今回は新築祝いのお返しについてご案内していきます。
では早速見て見ましょ~(・∀・)
生活の様々なマナーの色々を解消する記事をまとめてます( -`д-´)キリッ
社長へ新築祝いのお返しは?
新築祝いとは家を建てる事は一生で一度あるかないか分からない程大きな買い物で生涯の中で一番、大きな買い物と言われています。
その新築を建てた相手に対してお祝いをする事なのですが、本来、お祝い返しは新築披露の意味を持ち、新築祝いで頂いた品をお披露目まで飾っておきお祝いして頂いた方や、お世話になった方をお招きし軽い食事をしながら新築をお披露目する事が目的です。
お帰りの際に手渡しできる手土産などがあると手持ち無沙汰でなく良いですよね。
しかしお祝いを頂いたのが社長となるとどうでしょう。
「忙しい社長の時間を頂いてお招きするなんて逆に迷惑じゃないの?」
「内は小さい会社だから、聞いてみようかな?」
まずひとつは社長との距離感ではないでしょうか?
従業員の多い企業にお勤めの場合は
・社長とは会議の時にお会いするがほとんど面識はない。
・本社勤務で社長とは面識もあり直接、仕事の関わりをもっている。
など現在の部署や役職などでも大きく関わり方が変わると思います。
大きい企業になるとほとんどの方が面識はないか、ほとんどない、という方が多いと思います。
そういった方は残念な事に社長との距離があり社長もあなたを社員の一人として認識しているか悲しい事に名前すら知らない事なんて珍しくありません。(悲しいけど大抵はそうですよ。)
恐らくそんな社員が新築を建てた事なんて情報はあなたの上司から秘書に行き、社長の耳に入り「それはめでたい!新築祝いを贈ろう!」と贈ってくれるか、もしくは秘書停まりか秘書にはいかず経理に行き新築祝いという福利厚生としてお祝いが贈られてくるケースになります。
そうなると社長を新築にお招きする訳にはいきません。
そういった場合は内祝いとしてお返しをします。
内祝いの場合は頂いた品物もしくは金額の約半額の品を送ります。
現金や金券は失礼に当たりますので品物が良いのですがまずはお返しをする際は、上司また本社の方(人事や経理の方だと思います)にお伺いします。
「先日、社長から新築祝いを頂きありがとうございました。
内祝いをお送りさせて頂きたいのですが、送り先は本社でよろしいでしょうか?」
このような簡潔な内容で問題ないと思います。
もちろん必要ないと言われればお言葉に感謝して送る必要はありません。
何故本社に確認をするかと言うと、送られると困るというケースがあります。
社員数が多くなればなるほど、新築、引っ越し、出産、結婚などのお祝いが増えそれに伴い内祝いも増えるので、逆に困ってしまうというケースがあるからです。
まずは直属の上司に相談する事をおススメします。
逆に距離間が近い場合は小さい個人事業の社長さんでそこで働く従業員であれば、上司でありながら仲間意識が高いので気軽に話せる間柄だと思われます。
そういった場合なら「社長、先日は新築祝いありがとうございました。今度、新築披露をさせて頂きますが是非、社長には来て頂きたいのですがいかがでしょうか?」
ぜひ新築祝いにはお招きする事をおススメします。
もちろん社長という立場上は忙しい為、来られない事も多いです。
そういう場合は無理強いをせず、後日内祝いと感謝の言葉と贈ってください。
上司へ新築祝いのお返しはいる?
上司の場合はもちろん同僚なども、直接な関わりがあり個人的な繋がりもありますのでお返しは必要です。
今後、会社の関わりを考えてお返しはした方が良いという考えもありますが、同じ時間を共有しお世話になっている方なので新築披露にお招きし感謝を述べたいというのは心情です。
無理なら感謝の言葉と内祝いをお送りします。
“新築祝いにお招きする”これが大事で、「呼ばれても行けないよ」なんていう方もいますが呼ばれて嬉しくない訳ないですよね。
どんな上司でも少なからず部下との距離感や“どう思われているのだろうか?”なんて事を気にしています。
ですので、呼んでくれたという事は距離感の近さや決して悪く思われていないと言う事なので嬉しいものです。
新築祝いのお返しのお礼状の書き方は?
新築披露にお招き出来なかった方やこられなかった方にお送りするお礼状となります。
「書いた事がないから分からないよ!」
それもそのはずですよね。
そもそも家を建てる事自体が生涯で一度あるかないかですから新築祝いのお返しは貰っても、書かれている事が正解なのかどうかですら分からないのですから。
お祝い用の熨斗(のし)は目上の方やそうではない方で分ける必要はないようです。
熨斗には目的と名前を書きますが
目的は
・呈(てい 差し出すなどの意味があります)
・新築内祝
・内祝
目の上に方にもそうでない方にも共通できるが“御礼”です。
困った御礼と書いたら間違いありません。
名前は少し小さめに書きます。
例文基本構成は
② 晩冬の候、ますますご健勝のこととお喜び申し上げます。
③ さて、この度の拙宅の新築にあたりましては素敵な品をお送りいただき、誠にありがとうございます。
ご丁寧な配慮に深く感謝申し上げます。
④ ようやく新生活も軌道にのってまいりました。
ぜひ皆様で遊びにいらしてください。
⑤ なお、心ばかりの内祝いをお送りさせて頂きました。
ぜひご笑納くださいませ。
⑥ まずはお礼かたがたご挨拶まで。
⑦敬具
①⑦改まった手紙にはセットで書きますが親しい間柄なら省略して構いません。
②本題に入る前に季節の挨拶と相手を気遣うのがマナーです。
なお季節は
1月 | 大寒・酷寒・寒冷など |
2月 | 春寒・残寒・晩冬など |
3月 | 早春・春暖・初春など |
4月 | 陽春・桜花・春爛漫など |
5月 | 新緑・若葉・日向など |
6月 | 梅雨・初夏・青葉など |
7月 | 大暑・盛夏・猛暑など |
8月 | 残暑・晩夏・早涼など |
9月 | 初秋・新涼・新秋など |
10月 | 仲秋・紅葉・秋麗など |
11月 | 晩秋・落葉・菊花など |
12月 | 師走・寒冷・初冬など |
があります。
③自分の家は拙宅や小宅などへりくだった言い方を使います。
④近況報告や今後の関係を続けていきたい旨を伝えます。
⑤内祝いを兼ねている場合は内祝いにつてふれますが“お返し”という 言葉は避けます。
⑥最後の御礼の言い回しを使います。
親しい間柄ならかしこまった物ではなく普段の会話のような手紙の方が良いでしょうし家族や親戚の場合もかしこまった内容で良いと思いますが目上の方であれば正しい日本語を使うようした方がマナーになります。
さいごに
いかがでしたか?
これから新築を予定している方、正に新築が完成している方でお返しに困っている方などいらっしゃると思います。
個人的な意見ですが、手紙を送る際、相手がどのような方なのか自分にとってどんな方なのか、どんな間柄なのかここが重要ではないでしょうか?
感謝の気持ちが伝われば一番だと思います。
参考になれば幸いです。
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
こちらの記事でも、他の悩みをまとめています^^
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