年々、暑さが厳しい夏になってきました。
日焼けも気になる季節ですが、体調管理にも気を付けたいところです。
オフィスや施設など冷房が効いたところから外に出ると、余計に暑さが感じられて辛いですよね。
温度変化の激しさを何度も繰り返していると、自律神経の不調になり、夏バテにもつながってしまいます。
夏バテの症状でよく知られているのは食欲不振だと思いますが、そのほかにも“むくみ”が現れることがあります。
では早速見て見ましょ~(`・ω・´)
夏バテについて色々まとめてます( •̀ ω •́ )✧
夏バテのむくみが起こるのは?
冷房の効いた部屋にずっといると、知らず知らずのうちに筋肉が冷えて硬くなってしまいます。
そのため血の巡りが滞ってしまい、脚を中心に水分や老廃物がたまりやすくなっているのです。
夏の暑さで行動範囲が狭まったりして、あまり体を動かさなくなることも冷えの原因になります。
冷えによって内臓の機能も低下してしまうので、余分な水分を排出しにくくなり、むくみとして表れてしまいます。
だからと言って、水分補給を少なくすればいいのかというと、それも少し違うようです。
夏場は外に出ただけでも、汗ばんでしまいますよね。
人によって量は様々ですが、夏に軽作業をしただけでも、1日に2~3リットルほどの汗をかくと言われています。
そのまま水分補給をあまりしないでいると、水分不足から体が水を溜めこもうとして、結果的にむくんでしまうのです。
むくむだけならまだマシですが、水分不足は熱中症の原因にもなりますので、こまめな水分補給は大切ですね。
水分を取る際は、常温の飲み物が体を冷やしにくいのでオススメです。
暑くて行動範囲が狭まってしまう夏ですが、階段を利用する、ストレッチをするなど冷やさない工夫をすることも大事です。
むくみに効果のあるマッサージやツボがあるようなので、少し紹介したいと思います。
夏バテのむくみにおすすめのマッサージ
むくみには、温めのお風呂に炭酸入りの入浴剤を入れて入るだけでも血行が良くなり、水圧で軽いマッサージ効果になります。
それに加えて指などでもマッサージをすると、むくみが軽減されてくるでしょう。
気が付いた時に、いつでもできる簡単なマッサージがあります。
足の指の間に手の指を入れて握手のような形にして、ゆっくりと足首を大きく左右に10回程度まわし、そのままの形で、足首を上下に同じく10回程度まわします。
次に、足首から膝の裏側のくぼみに向かって、揉みほぐしていきます。
力はあまり入れずに、気持ちいいと感じる強さで続けてください。
立ったままでも、その場で足踏みをしたり、つま先立ちでかかとの上げ下げをするだけで軽減されるようです。
顔周りのむくみには、まず首を左右に3回ずつゆっくり回します。
鎖骨の凹みに指を置いて、左右で20回ずつ押します。
次に、親指以外の指をそろえて、顎から耳の裏まで引っ張り上げるように10回繰り返します。
そのまま、耳の後ろから首筋を通って、鎖骨まで流れるイメージで同じく10回繰り返します。
どちらの動作も、左右で一方方向に動かさないと効果はないようなので注意です。
マッサージをするときは、クリームや乳液などを使うと、滑りもよくなりやりやすいですよ。
夏バテのむくみを改善するツボ
老廃物の排出を促したり、血行をよくするツボを押せば、結果的にむくみ予防にもつながります。
場所を覚えてしまえば、くつろいでいる時にでも出来ますね。
湧泉(ゆうせん)というツボが、足の裏の中央よりやや上の場所にあります。
ちょうど、足の指を曲げた時にへこむところです。
両手の親指を重ねて押し揉んだり、立った状態でゴルフボールなどを片方の足の下に置いて、コロコロ転がしてもツボの刺激になります。
下半身全体のむくみには、足三里(あしさんり)というツボが効果的です。
脚のすねの外側で、膝の皿のすぐ下にあるくぼみの指4本分下にあります。
冷えに効くツボは三陰交(さんいんこう)と言って、足のすねの内側で、くるぶしの一番対所から指4本分上の部分です。
親指の腹で、適度な強さで5秒ほど押した後、力を緩めて、また同じように5回ほど繰り返します。
顔周りのむくみに効くツボもあります。
耳の後ろの骨の部分からまっすぐ下に降りて、喉ぼとけの線と交わるところを天窓(てんそう)といい、血行が良くなるツボです。
中指の腹などで、筋肉を持ち上げるイメージで刺激するといいでしょう。
目元のむくみは、攅竹(さんちく)と呼ばれる眉頭の内側、下清明(かせいめい)と呼ばれる目頭の下のツボが効きます。
3秒ほど押したり緩めたり、痛くない程度に5回ほど繰り返します。
ツボ押しは、むくみの改善だけでなく、小顔効果や目の疲れなどにも効くので、一石二鳥ですね。
さいごに
どうでしたか?
少し長くなってしまいましたが、むくみ改善のマッサージやツボ押しについて紹介しました。
どれも簡単なものなので続けやすいかと思います。
毎日無理なく続けることで、体質改善にもつながるでしょう。
習慣に取り入れてみてはいかがでしょうか?
それではまた(´∀`*)ノシ バイバイ
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