指にできた切り傷って、とても痛いですよね。
些細なことで簡単にできてしまうけれど、
手の指は生活の中で特によく使う部分なので、
刺激されてなかなか治らないのが難点です。
今回は、そんな指の切り傷を早く治す方法や
止血方法、正しいケアの方法などについて
分かりやすく紹介をしていきたいと思います(^o^)/
生活に関する色々をまとめてますヾ(≧▽≦*)o
指の切り傷を早く治す方法は?
指に切り傷を作ってしまった時、
まず一番、最初にしなければいけないことは、
「水道などの清潔な流水で
患部の汚れを洗い流すこと」です。
傷口への細菌の侵入や異物の混入は、
傷の治りを遅らせる主な原因の一つです。
ですから、この作業をこの段階でしっかり行うかどうかで
その後の傷の治りに影響が出てくる可能性があります。
そして、そのあとは傷の手当てを行います。
具体的な方法は次の通りです。
①浅い傷の場合
まず、清潔なガーゼを傷口に当てて、
傷の真上を5分程度押さえます。
(ガーゼがなければ、綺麗な布や
ティッシュでもかまいません)
そして止血が終わったら、
傷口に絆創膏を貼りましょう。
因みに、最近は傷口の保湿効果を兼ね備えた
高性能な絆創膏がいくつも市販されているので、
ぜひ有効活用してみてください。
②出血を伴う深い傷の場合
清潔なガーゼや布を傷口に当てて、
強く押さえた状態で、
怪我をした手の位置を心臓よりも高くします。
止血後の応急処置は、
なければそのままガーゼなどでもかまいませんが、
皮膚の乾燥も防げるということで、
実は食品用ラップが有効的です。
そして、処置後はすぐに病院へ行き、
適切な処置をしてもらうようにしましょう。
血が止まりにくい時の止血方法
指の出血が治まりにくい時でも、
慌てずに止血を続けましょう。
方法は先ほど説明したものと同じです。
手を心臓より高い位置に上げ、
怪我をした指をガーゼなどの綺麗な布で包んで
傷の真上からしっかりと抑えます。
因みに、以前は指の付け根や腕を縛る方法が主流でしたが、
静脈の流れをせき止めて鬱血(うっけつ)をさせてしまい、
血が止まらず逆効果になるということが分かってきました。
また、そのように出血をするような深い傷は、
結局、縫合(傷口を縫うこと)を
しなければいけない場合がほとんどなので、
病院に受診して適切な処置をしてもらうことが大切です。
指の切り傷の正しいケア方法は?
指に切り傷ができてしまった後の
正しいケアの方法は次の通りです。
①傷口の清潔を保つ
傷口に細菌が侵入したり、異物が混入すると、
傷の治りが遅れる可能性があります。
ですから、傷口にはできるだけ刺激を与えないよう
清潔を保つことが大切です。
ただし、従来のような消毒液を使う方法は、
皮膚の乾燥に繋がり治癒を遅らせる可能性があると
近年分かってきたことから、
基本的な傷口の洗浄は
水道水などの清潔な流水を使うことが
主流となってきています。
②止血後の皮膚を乾燥させない
傷口の乾燥もまた、傷の治癒を遅らせる
主な原因の一つです。
ですから、傷口はできるだけ乾燥させないよう、
ガーゼなどでの保護は避けたほうがよいでしょう。
そして、病院はもちろんのこと、
ドラックストアやネット通販などでも
皮膚のうるおいを保つことができる
創傷被覆材が簡単に手に入るので、
できればそちらを使用するようにしてください。
さいごに
切り傷と一口に言っても、その程度はさまざまです。
しかし、どんな状態であるにせよ
大切なのは「慌てないこと」です。
誰しも怪我をしたくてするわけではないので、
怪我をしたら痛いし、やはり驚くとは思いますが、
そんな時は、是非今回の情報を思い出してみてください。
慌てず、早い段階で適切な行動をとることが
のちのち指の切り傷を早く、そして綺麗に治すために
とても重要になってきます。
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