マッサージって人もきもちいいし、猫も撫でてやるとうっとりした顔して気持ちよさそうにしますよね。
でも、人でも間違ったやり方やいい加減なやり方をされると「この人へたくそだなぁ」と思って気持ちよくないし、逆に揉み返しがきたりなどありますよね。
猫も同じように、ちゃんとマッサージされないと痛がったり、嫌な気持ちになったりして触られること自体嫌いになっちゃう場合もあるんです。
うちの子の場合、最初は「マッサージして~」ってな感じで寄ってくるのですが、段々飽きてくると「いつまで触ってるの」と甘噛みしてきたり、また別の猫は「もうしなくていいから」と手を舐めてくれたりなどほんと様々あります。
でも逆にしなかったら、わざとの様に人が触ってるキーボードの上に乗って「撫でてくれるまでどかないよ」と言わんばかりの顔で邪魔をしてきたり・・・。
そこで今回は、かわいい猫ちゃんのマッサージのやり方と撫で方も紹介しますね(^^)v
成猫に関する色々なことをまとめてます( •̀ ω •́ )✧
猫のマッサージのやり方
猫も人と同じようにちゃんとしたマッサージされると、トロンとした顔して気持ちよさそうに・・・
そもそもやり方を間違えちゃうと嫌いになったらもともこうもないですよね。
猫ちゃんのマッサージはブラッシングとか指圧とかいろいろありますが、多々指圧と言ってもやみくもにツボを押すだけではいけません。
猫ちゃんがリラックスできる状態でこれをやると「きもちいい~~」って教えてあげることが重要です。
なので当然、猫ちゃんに喋りかけながら触ってあげるといった事でも猫ちゃんは「ご主人があたしにかまってくれてる」といった安心感も重なってリラックスしてくれます。
当然優しく行ったり、やりすぎない事や体調が悪い時には行わないようにしましょう。
では、猫ちゃんに対する指圧はどのようにするのでしょうか?
- 初めに、ツボに指を置き1,2,3とゆっくり数えながら痛くないように、少しずつ力を込めていきます。
- 力を入れたままの状態を5秒くらいキープします。
ここで力を入れすぎないように注意しましょう。 - 再び1,2,3とゆっくり数えながら、徐々に力を抜きましょう。
これを4,5回繰り返します。
この時、猫ちゃんの表情も「きもちいいにゃ~」って顔を確認しながらやってくださいね。
指圧の大体の目安は500g~1kgほどを目安に、一度自分の身体にしてみて、これくらいならきもちいいかなぁとかこれくらいだとちょっと痛いかなと試してみる方がいいですね。
また、ピックアップと呼ばれる皮を痛くない程度に引っ張るといったやり方があります。
家庭で行う場合、直接指で押さえるよりこのピックアップでやる方ピンポイントでツボを押さなくてもいいため、こっちの方がいいでしょう。
背中のマッサージ
ツボなどは人だと気の流れに沿って分布していますが、猫ちゃんも同じように気の流れ、つまりリンパに沿って分布しています。
ではざっくりと見てみましょう。
- 督脈(とくみやく)
猫ちゃんを真上から見てお尻から鼻のあたりまでの直線状だけでも28のツボが分布されてます。
椎間板ヘルニアや下痢、消化不良、胃炎、強壮、防病に効果があります。 - 任脈(にんみゃく)
猫ちゃんを仰向けにした時に、お尻のあたりから唇の下あたりの直線状になります。
これらは大体24のツボがあります。
腸炎、便秘、子宮や卵巣の疾患にも効くとされています。 - 胃の経路
猫ちゃんを青受けにした状態で、片方の後ろ脚から唇そして逆の後ろ脚へと繋がっています。
ここは非常に多くのツボが集中しており、45ものツボが分布しています。
胃の経路というだけあった食欲不振や胃炎、腸炎など消化器系の疾患に効きます。 - 肺の経路
猫ちゃんを真正面から見て胸部から前足へと繋がっています。
ここには11のツボが分布されています。
咳や気管支炎など呼吸器系の疾患に効果があります。 - 膀胱の経路
これは中々説明がわかりにくいのですが、猫ちゃんを真上から見て、両目の内側から始まり精髄を通って両方の後ろ脚までつながっています。
これも非常に多くのツボが集中しており、67のツボが分布されています。
膀胱炎、多尿症、便秘、下痢などの泌尿器系から消化器系の疾患に効きます。
これらの経路などを押さえるのではなく、ブラッシングやピックアップしてあげるだけでもツボが刺激され、症状の軽減にも繋がるので、毎日のスキンシップついでにやってあげるのがいいですね。
いきなり短時間にギュっとされると猫ちゃんも、今後やろうとした時に「また、あの嫌な事されるぅ~~~」となってしまわないように毎日少しずつやっていくことが体質改善にもつながりますので是非やってあげましょう。
猫の異常な食欲の場合
我が家の先代にゃんこも食欲が異常なくらい旺盛になった時期がありました。
この時は、いつものご飯以外のものまで食べようとするくらい異常な食欲でした。
そもそも、異常なくらいの食欲になる時とは、大体が胃に熱を持ったりしてることが多いらしく(いつもの行きつけの獣医さん曰く)胃の熱を冷まして正常にしてあげる必要があります。
なので水もかなりの量を飲んだりなんて事もあります。
大体の場合は胃薬を飲ませてあげて、あとは食事制限したりなどくらいですが、こういった場合にもツボを刺激するのが有効なんです。
そのツボというのが、脾兪(ひゆ)と呼ばれるツボです。
場所は最後のろっ骨から前に数えて2番目と3番目のろっ骨の間にあります。
大体お腹あたりの背骨側になります。
このツボは左右に1点ずつあり、きゅっとお腹から持ち上げるように刺激してあげるようにしましょう。
このツボは、整腸作用のあるツボなので、食欲不振、消化不良、嘔吐にも効果があるとされています。
食事の管理はこちらの記事を参考にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたか?
猫ちゃんとのスキンシップついでに一緒にマッサージをしてあげることによって、毛並みも段違いに変わってくるので、是非やってあげてくださいね。
ただし、猫ちゃんが嫌がらない程度に、毎日コツコツとですよ^^
では、また |彡サッ
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